耳鳴り、めまいの鍼治療

耳鳴り、めまいの鍼治療

 昨年末、突然左耳が聞こえにくくなり耳鳴りを感じるようになった40代女性Kさん。
検査の結果「低音感音性難聴」と診断され通院しステロイド治療を受けましたが改善せず。  長く薬を使う事は逆に体に善くないのでは?と思い、もともと健康に気を配ってきたKさんは東洋医学を思いつかれ、内面を漢方医院、外面を当院での鍼治療に切り替えられました。

 近年、耳鳴りやめまい、難聴を訴えられる30〜50代の女性が急増しています。
その方々話を総合すると
『一番の原因は多忙とストレス…。』
フルタイムで仕事をこなし、主婦業、子育て、学校町会等この年代の女性は抱えるものが多いのが現実です。
 時間に追われるあまり、兆候を見落とし重篤化してしまった話も実際とてもよく聞かれます。
「このくらい、すぐ治るはず」
「気のせい、気のせい」
これ、本当にだめです!

Kさんの治療の話にもどります。
Kさんは来院時、キーンとゆう高音とジーとゆう低音の2タイプの耳鳴りとトンネルに入った様な詰まった感じ、酷いめまいがあり、担当した副院長によると肩首ガチガチ…「これは耳にもくるわ…」と。
そこでめまい対策として椅子に座っての電気治療、肩首、肩胛骨周りの指圧、仰向けに寝てもらい顔(耳付近)頭の指圧、頭部耳付近の鍼、足の鍼…を、出来るだけ毎日続けてもらいました。
Kさんは仕事が終わってから頑張って来院され、キーンとゆう高音の耳鳴りが無くなり、めまいも減り、若干のジーとゆう低音の耳鳴りは完全にとれませんでしたが聴力も回復してきているとのことで、約2ヶ月間の治療は一端終了。

今は週1回程度の来院と、自分で適度に運動も取り入れ、ゆっくりした時間も作りながら、仕事も日常もこなされています。
治療には根気と時間が必要になりますが、つらい耳の症状を少しでも楽にするお手伝いは出来ると思います。

耳鳴り、めまい等でお困りの方、いつでもご相談ください。
※Kさんには写真の使用、症例の掲載、ご了解いただいています。
 ご協力ありがとうございました。

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